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3歳 しゃべらない

皆さま、ご無沙汰しております。

忙しいのを理由に全然ブログを更新しておりませんでした・・反省。

さて、最近とても嬉しい報告がありました。

セラピーを受けてちょうど2年経つ女の子のお母様より数年ぶりに受けた発達検査の結果が返ってきたと。「どうかな?」と思ったそうなのですが

ドクターはニヤッとしながら紙を手渡し、それを見ると

「(テスト名)上では、発達に遅れは見られません」との文字が。

一瞬何が起こったのか分からなかったそうです。嬉しいのは嬉しいけれど、現実なの?と。

というのも、最初にあった時、その子は「えー」しか言わなかったんです。

ひらがなのカードを並べながら「えー」を繰り返す日々。

私たちからしてもこの急激な行動の変化は本当に本当にすごいと思います。

そしてもちろん、本人とご家族の日々の練習の積み重ねの結果です。本当にがんばりました。

~~~

「3歳 しゃべらない」の文字はネガティブな方向へ非常にパワフルな言葉です。

まだ、何も分からないのにこの言葉だけで将来が不安になる。これからどうなるんだろうと悲しくなる。

スマホで子どもが寝た後に検索をするのを想像するだけで心がなんだかキュッとしてしまう。

そしてなんだかいろんなやる気を奪ってしまう言葉だなと思います。

だけど、なんとかどこかに助けを求めてヘルプを出して欲しいと思う。

時々、「〜才までに話し出さなかったら今後は厳しいと思う」ということを言っている人もいるけれども私はどうしても「ほんとうなのかな?」と思ってしまう。

学習というのは、大人になっても死ぬまで続けるものなのに、学習の上に成り立つ言葉は〜才までに話出さないといけないのか、と。

昔、いつもセッションを横で見守ってくれていたお母さんがぽろっと言ったんです。

「先生、最初はオウム返しばっかりで会話なんて無理かと思ったけれどやりとりができるようになりました。だから、50歳になったらもっと楽しい会話ができるようになるかもしれないですね!!」

私は彼女が言った言葉に思わず

「そうですよね!!今も楽しいけれど、50歳になったら5倍楽しいお話ができるかも!」

その時、その男の子は10歳です。10×5の私の安易な考えです(笑)

セッション中に不意に出た言葉でしたが、私はそのお母さんのポジティブさと何歳になっても学習を続けるという心意気が大好きでその言葉を忘れることができません。

世の中の「できない」という言葉が「今、学習中だから」とか「今、練習している途中だから」という風になればいろんな「できない」の見方が変わるかもしれない。

かくいう私もまだ、料理は絶賛学習中ですので今夜もご容赦ください・・・

今日はここまで!

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