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プログラムについて
こんにちは、皆さま。
秋をふっとばして冬になりました。寒いです。
さて、ABAセラピーのプログラムって一体どんなの?と調べてみると
あまりネットにも出てきません。ABA以外の療育のプログラムも調べてみるとあんまり出てきません。
もちろんエージェントによってプログラムの組み方は違うのですが、ABAのプログラムは非常に
細かいです。これは、習得スキルの内容を単一の行動ベースにまで落とし込んで、その単一の行動を組み合わせていくことによって、着替える、歯をみがく、おもちゃで遊ぶ、友達に声をかけるのような一般的な行動に仕上げていく行動分析の特徴的な性質による物です。
主なサンプルの行動介入プランはこちらです。
https://docs.google.com/document/d/1KxS9juaQASEzC2ksBqG3wxCTFCmdvp2f/edit
STOと書いているところは最短3回のセッションでクリアして行き、どんどんとその番号が進んでいきます。その番号を進んだ先にあるのがスキルの習得になります。
決まったカリキュラムのようなものはなく、基本となる複数のアセスメントブックを使いながら月1回のミィーティングで来月のプログラムを決めて行きます。その際に、プログラムがきちんと子どもたちを引っ張ることのできるように、すでにできるプログラム、または完全にできないプログラムではなくピボタルラインに乗っている少し助けがあったらできるようなプログラムを選定して実施して行きます。
そして、ABAの特徴のデータ化です。
(まだ、途中ですが美しいグラフですね〜)
院時代に指導教官に言われた行動分析はビジュアルの科学なんだ!というの身にしみます。
こんな感じでグラフ化をするとどのプロンプトでどんな学習の推移になっているかがわかるので非常に変数と進捗が追いやすいです。
さて、本日はここまで。
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