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はなをかめない時はどうしたらいい?
皆さま、こんにちは。
昨日はひな祭りでした。
毎年毎年、ちらし寿司のもとを早めに買っておこう、買っておこうと考えるのに
今年も当日になって気付く。
案の定、近くのスーパーでは売り切れでございました。
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さて、冬になると出てくる「はなをかめない」問題。
「ふん、して」というと口で「ふん!」と言ってしまう。
自分もどうやってできるようになったのかがわからないので、どうやって教えたらいいの?という感じです。
そんな時の救世主!はなぞうくん
カネソン株式会社から出ております。
これを見つけた時はびっくりしました。私の小さい頃にはなかったですが、今はこんなものがあるんだと。企業努力が尊い・・・。
基本、行動の定着には、まずは行動レパートリーに入れるという考え方が必要なのです。行動レパートリーというのは今自分の持っている行動の範囲のことをいいます。範囲内のことはできて、範囲外のことはできない、という考え方。
そのため、自分の範囲外の行動に入れるためにまずは器具を使って範囲内(レパートリー内)の行動へ、そしてそこから行動の流暢性を出していく。
もちろん、はなかめるゾウでなくてもよく、模倣ができるのであれば、右鼻、左鼻とおさえながらまずは息を出す練習、そして下敷きの上にころがる鉛筆を載せて以下のリンク先の映像のように鼻で下敷きの上の鉛筆を転がす練習をしてください。目に見えて、はなかめるぞうだったら袋が膨らむ、鉛筆だったら下敷きの上を転がるなどで、自分の鼻息が出ているのかがわかります。
その時に「はなかんで」や「ふん、して」などの声をかけを忘れずに。
https://www.youtube.com/watch?v=_3HXbJ7KDho
(Youtubeを埋め込むとブログが公開できない・・すみません)
この場合、はなかめるぞうや下敷きの存在はプロンプトとなるので、最終的にはそれらがなくなる前提です。プロンプトありでスムーズにできるようになったらはなかめるぞうや下敷きははずしてあげて「ふん、して!」と指示を出してあげてください。
プロンプト依存になっていなければ何もなしでもできるはずです。
まとめると
- 1. はなかめるぞうや下敷きなどの物を使って鼻息を出す練習をする(その時に必ず「はなかんで」や「ふん、して」などの最終的な指示の言葉も一緒に言う)
- 2. ↑ができたら強化(褒め言葉やなんでも好きなものでOK)
- 3. はなかめるぞうや下敷きありで何度も練習し、パッとできるようになるまで流暢性を出す
- 4. はなかめるぞうや下敷きなしで「ふん、して」や「はなかんで」と声かけ
- 5. できなければ、1.〜3.へ戻る or できれば終了
という流れになります。
はなをかめるようになって、冬を乗り切れ!です!
今日はここまで!
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