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友達作りの科学

皆さま、こんにちは。

最近、娘がマクドナルドのポテトの味と、回転寿司の楽しさに完全に強化されてしまいました。

Mのロゴ、「は」の文字は完全にSDとなり、それらを見ると「〜食べたい!」と要求するようになりました。

また、ピュアマンドも学習してしまい公的事象のSDを見なくても、内的事象だけで「〜食べたい!」というようになり、断れば消去バーストするということを延々と繰り返しております。

「M」と「は」、恐るべし・・

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さて、この仕事をしていると未就学児のセラピーが多いのでは?と思われる方がいらっしゃるのですがそんなことはありません。私たちは、2歳〜17歳のまでの子どもたちを対象にそれぞれに合ったプログラムを組んでいます。

年齢が上がってきて言葉や遊び方が上手くなってきた時に直面するのがお友達同士の関わり合いです。

発達が..ということに関わらず、人間関係というのは難しいです。

私自身も色々と悩んだこともありましたが、今日の題名にある「友達作りの科学」。

これはPEESというプログラムをまとめた本の題名

科学は、信頼性と妥当性に長けているかつ、それに再現性が加わります。

友達作りに再現性があるなんて!ということを教えてくれた本です。

内容がかなり密ですが、まずこの本が教えてくれるのが

「よい友達を見つけること。交友関係は選ぶことができるということ」です。

そして、よい友達を見つけるためによい友達がいる場所を探すことです。

その場所は、アスリート仲間、チアリーダー仲間、人気者グループ、生徒会メンバー、数学オタク(本に本当に書かれています)、バンド仲間、ゴス、エモ、ジャズファン、人種・文化・宗教などのグループ、と多岐に渡ります。

そして、どのグループに所属するかは自分の興味や好きなものに基づいて決めればよいということです。

また、この本にはそういったソーシャルグループから受け入れられているサインや受け入れられていない具体的なサインも書かれています。

【受け入れられているサイン】

  • 一緒に何かしようと誘ってくれる
  • 話しかけたりすると応じてくれる
  • 連絡先を交換してくれる
  • あなたに良い言葉や褒め言葉をかけてくれる 他

【受け入れられていないサイン】

  • 何かを一緒にしようとあなたを探さない
  • 話しかけても応じない
  • 連絡先をくれない
  • あなたのことを笑ったり、からかったりする

このような細かい社会的なサインを体系立てて学び、友達作りの開始、維持までの方法を教えてくれ、それを手伝ってくれるのがこのPEERSのプログラムです。(からかいなどの予防方法もあります)

こんなプログラムがあるなんて・・もっと前に知っておきたかったです。

今回は概要の説明と本の紹介になりますが、いつかセラピーの中にこのプログラムを組み込めたらいいのになぁ、と思っています。

そういえば、昔友達が「サンドイッチ作りの科学」という本を読んでいて、「友達作りの科学」はその本を思い出すSDになりました。

今日はここまで!

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