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親がセラピーはした方がいい?どうやればいい?
こんにちは。
最近は寒くなったり、暖かくなったりで色々と安定しない天気です。
服装も迷うのですが今日は暖かいからこれ!と思って着ると寒かったり・・
今日は寒いだろうからこれ!と思ってきると汗ばんだり・・
全く強化されていない。
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さて、本日は親御さんがセラピーをした方が良いかについて・・
初回の面談でもよくいただくご質問ですが
結論、ご家族のゴールによる!
そもそも「〜した方が良いのか?」の質問はいつもなんだか条件が足りない気がしている。
条件というのは
- スキル習得を早めるため
- 家での隙間時間の有効活用のため
- 療育費用の軽減のため
- 家族が穏やかでいるため
- 自分が親であるため
という〜した方が良いのか?の前にある言葉。
ゴール設定がどこなのかがはっきりしていれば、〜はした方が良い?はもう少し答えやすくなるかなと。
ただし、「〜のためには〜した方が良いのはわかっている・・けど・・」と続くご家庭も多いのも現実。
そのため、個人的な意見では・・
「親がセラピーをした方が良い?」の質問は最初と同じく
「ゴールよる!」だけど・・「やってみて無理な場合はすぐにやめる」です。
なぜなら、単純に無理なものは長く続かないから。
私たちはこの仕事をしていると短い時でも2年、長くなると5年以上1つのご家族と一緒に伴奏して家族の支援を行い、セラピーを実行します。
それくらい【学習】というものにはそもそも時間がかかります。
その中で嬉しいこともあれば、頭を悩まして一緒に考えてくフェーズもたくさんあり、療育も一筋縄ではいかないことがとても多いです。そのため、いろいろなご家族を見ているとやはり思うのが【無理の無い範囲で療育を続けていくこと】の重要性です。
何事も始めるよりも継続していく方が随分と難しい。
支援を受けながら療育を始めても、もちろん気持ちがしんどくなったり、体力がしんどくなってしまったり、ということはよくあります。
重要なのは【家族が家族として成り立つ設計で療育を開始し、継続すること】
療育のために家族のあり方が問われるようであれば元も子もありません。
それに一度、やる!と決めても次は「自分一人でどうやってやる?」という問題が出てきます。
経済的なこと、時間的なこと、リソース的なことたくさん考えなければいけないので
やると決めた場合は、自分の手の届く範囲内で最初は始めること、が重要です。
今は、Youtubeやブログ、本などで言葉の引き出し方、日々の関わり方などたくさんの有益な情報を無料またはあまりコストをかけないで得ることができる時代です。
まずは手の届く範囲内から情報を集めてやってみてください。
そしてトライアンドエラーを繰り返し、ご自身とご家族にあった療育の形を模索していくのが一番です。
たくさんのご家族を見てきて思うのは
【家族のあり方や療育のあり方には、家族にとっての最適解しかないということ】
周りにいろいろ言ってくる人もいるかもしれませんが、ご両親が時間をかけていろいろなことを考えながら出した答えはいつでもなんでも正解です。
時間が経って「あの時、決めたことは・・」ということがあるかもしれないけれど、その時は軌道修正してまた別の方向を向けばいい。
療育のために家族がいるのではなく
家族のために療育があるんだから
うまく療育を使って、より良い未来を作る基盤としてくれたらいいなと思います。
まとめると
親はセラピーした方がいい?どうやればいい?
「無理のない範囲でやってみて、できなければ他の違う方法を考える!そして無料でできる範囲から始める!」
です。
思ったより気持ちの話になってしまった・・この熱い気持ちのままだと今日はコートはいらないかもしれないな・・
今日はここまで!
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