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子どもがなかなか寝ない・・
皆さま、こんにちは。
最近、娘が「ママ、おすしいきたい」と保育園のお迎え時にいうので
週1にはま寿司に出没しています。
最近のお気に入りは、ブロッコリーとツナのタルタル。
寿司ではありません
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さて、今日のタイトル「子どもがなかなか寝ない・・」
これってABAの知識を使ってどうにか解決できるのか?です。
結論、できる半分、できない半分です。
何が半分にするかというと、寝れない原因なのですね。
そもそも、寝るって何?という前提のお話なのですが寝るを分解するとこんな感じ
- 寝る前にベットやお布団へ行く
- ベットやお布団に一定時間横たわる
- 目をつむる
- 目をつむり続ける
- いつのまにか寝ている?
上記の寝るを分解した要素の中から、おそらくABAの理論を用いて大きく変化がもたらすことができるのが
【寝る前にベットやお布団へ行く】になります。
この辺りを少し詳しくお話をしていこうと思います。
我々も仕事の上で「なかなか子どもが寝なくて・・」という質問をよくお聞きします。
まず、確認するのが睡眠歴。
昔からなのか、最近始まったのか。
昔からの場合は、まずは身体的に何か気になることは無いかということをお聞きしてお医者さんへの受診をお勧めしています。行動の問題ではなく身体的な問題で睡眠が浅い、睡眠導入に時間がかかる場合は我々の専門性の管轄外になります。
一方で、先月はよく眠れていたのに今月になって眠れなくなったケース。
もちろん、背景の聞き取りでたくさん聞かなければいけないことはありますが大きく聞くのはこの辺り
- 日常生活の大きな変化(親戚が泊まりにきた、模様替えをした、食べる量が減ったなど)
- 何時に寝て、何時に起きるか
- 寝る前のルーティン
- 食事の変化
- 睡眠導入が早かった日や寝る時間が長かった日とそうでない日の違い
①日常生活の大きな変化:これについては、一時的な変化であれば落ち着くのを待っても良いと思います。我々も旅行になると早起きしたり夜更かししたりしてしまいますよね。
②何時に寝て、何時に起きるか:こちらの変化があったのであれば変化に注目。一度、時間を戻してみて戻るのかを観察。
③寝る前のルーティン:こちらも変化に注目。何か変わったのであればその変化を一度戻してみる(応用行動分析とは違う方のABAテストですね)。もし、何も変化点がなければ、強化子を使ってお布団やベットへ誘導(食物強化子は理想でない)、またはお布団やベットに寝ている最中に好きな本をママパパに読んでもらえる、Dream Switchなど天井投影型のゆっくりした映像を見れるという機会と寝る前の退屈な時間をペアリングして、楽しい時間に変換。(ベットから出た場合は中止して、ベットに戻してから再開)
④食事の変化:こちらも②と③と同じく、食事量を戻してみる
⑤睡眠導入が早かった日や寝る時間が長かった日とそうでない日の違い:記録を取ってみる。日々の生活に追われるとなかなか1日1日の変化を追うのが難しいので、是非記述型でもいいので記録を取ってほしいと思います。そうすると、
早かった日→お風呂、歯磨き、ベットの流れで行動がスムーズにできていた
一方で
遅かった日→お風呂、歯磨き、Youtube、ベットの流れで、Youtubeがなかなか止められずベットへの誘導がうまくいかなかった
などの流れが見えてくる場合があります。うまくいった日のケースを集めてみると何か良いヒントがえられるかもしれません。
【本日のまとめ!】
「なかなか寝ない…はABAの考え方で解決できますか?」
問題がどこにあるかによってできるかもしれないし、できないかもしれない!
まずは、寝ない原因を探ることから始めたいですね。もし、原因が特定できなければかかりつけ医に聞くもよし、行動に詳しい人に聞くもよし。
私もとことん経験がありますが、子どもが寝ないと親は寝れないので体力も精神も非常に困憊していきます。できるだけすぐに解決していきたいものです。
かくいう私は、シングルベットに3歳娘と一緒に寝ているのが、3歳児の寝相をなめておりまして夜中ベットから押し出されて寝れない一夜を過ごしたことがあります…これはABAで解決できますか…
今日はここまで!
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