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良い行動は褒めて、悪い行動は無視?
こんにちは。皆さま。
そういえば最近、月に1度課題の見直しのためにご家族とMTをした際に1人のお母様がみていらっしゃるLove on the Spectrumというリアリティショーの話になりました。
自閉症の人たちが恋人を見つけるリアルな物語です。
その中の1つのカップルが話をしているのですが
「ねこ好き?」と質問し
「うん」
で終わる会話。
そして、静寂・・
質問聞き返して!と思いつつ、「可愛い」ではなく「頑張って」でもない「キュート」が一番似合う彼らの姿に応援心が湧いてしまいます。Netflix入ろうかしら・・
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さて、今日の題名です。
良い行動は褒めて、悪い行動は無視?
応用行動分析(以下; ABA)の知識を使って人の行動を変容する場合は人が何かをした後の「結果」がとても大切になってきます。
この「結果」を対象者に示すかによって今の行動や現在の行動が変わってきます。
例えば、赤信号を無視して渡るたびに車に当たって大怪我をする人がいれば赤信号で渡る行動は減ってくるでしょうし、今現在赤信号で渡っている人は過去事故にあったことがないのかもしれません。
このようにして行動に付随する「結果」はその人の将来の行動を左右します。
さて、本題に戻ります。
良い行動は褒めて、悪い行動は無視?
療育の現場で良くみられるのが「人のものをとる」「人を押す」「つばを吐く」「噛みつく」「頭を繰り返し壁にぶつける」など世間一般的には「悪い行動」と言われる行動です。
言葉がゆっくりな人たちがコミュニケーションの一環(要求の言語行動の代わりなど)として出ている行動の可能性もありますが、社会的には容易に受け入れられにくい行動として考えられています。
では、この悪い行動たちよ・・君たちは無視されていいのだろうか?
我々、行動分析をするものが最初に教えられる言葉があるのですがそれが
「人を憎まず、行動憎め!」と。
人と行動は切り離して考えよう!という先人たちの教えです。
この教えにのっとってこれらの行動達の性格を考えるために「人のものをとるちゃん」と「つばを吐くん」に登場してもらいます。
少し長くなったので、今日はここまで。次回へ続く。
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